日本の古典が現代語訳でよみがえった。河出書房新社から発行された個人編集
「日本文学全集」(全30巻になる予定)(*1) (*2)をネットで知る。
おかげで数百年、千年の時間の差を超え作者と読者(自分)が向き合える。
学生時代、教科書で「古典」を学ぶが、内容は選択されており一部分、学者先生の書いた参考図書は脚注ばかりでとても読みにくかった記憶がある。今回の本は現在活躍されている作家さん(小説家、随筆家、歌人など)が今の言葉(現代語訳)にした全集なのでとても読みやすい。
このような内容が印刷もない時代から数百年、千年も経ても残存していること自体、稀で驚きだ。国民の財産だと思う。昔は義務(勉強)で、今は楽しみとして読む。
作品を読んでいると「昔と今は生活環境は変わっても、人間の考えることやふるまいはあまり変わらないことが分かる。それは貴賤に関係ない。人間も生き物(動物)だから本質は変わらないのかも!」
今まで全く読めないと考えていたけど、現代語訳だから毎月1冊読めば生きているうちになんとか全巻を楽しめる可能性がある。