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生き物たち

今朝、森の中の墓苑の掃除に行った。近くに杉の大木があり、600余りのお墓は折れた枝や花粉が一面に積もっている。一人でモクモクと3時間汗を流す。

通路のスギ花粉や折れた枝を掃く

70Lのゴミ袋がいっぱいになった。天気もよく暖かいのでとても気持ちがよい。掃除の途中、通路の石畳にはたくさんのアリたちが巣作りで忙しい。

駐車場の百日紅や木蓮の木の近くの植え込みには雑草たちが所々顔を出した。

雑草たち

来週からは草取りもするかな。季節は移り替わっていることが感じます。

動植物に学ぶ

だいぶ前に、植物学者である稲垣栄洋著「生き物の死にざま」を読み、いろいろな動物の一生について学び面白かった。生き物(動物)である「人間の死にざま(一生)」とも重ね合わせて感じることが多かった。

生き物の死にざま
動物の話

そのあと稲垣栄洋先生の専門である植物の話「世界史を大きく動かした植物」を読んだ。人間は生きるために植物を手に入れる、そのため植物は歴史上、国同士の争いや政治に利用されたことが分かる。

世界史を大きく動かした植物
植物の話

裏表紙に「私たち(人間)は、植物の手の平の上で踊らされているかもしれない」とある。

生き物=動物+植物から成る。動物は「弱肉強食」で生き延びる。 自分から動けない植物は「どうやって生きているのか?」がわかる。人間は動物である。人間は生き延びるために他の動物(牛、豚、鳥、魚等)や植物(含む 農作物)も食べ生きる。

人類の歴史は「動物や植物を手に入れるための歴史」でもあることがわかる。

新コロナウイルス(身体に入り込む生き物?)が各国で猛威を振るっており、残念ながら日本も危機的状態が近づいたようで心配です。対抗する体力もない弱い老人としては、家族や周りの方々に迷惑かけないよう、感染回避3か条(危きに近寄らず)を守って自宅で静かに「ネットと読書、時々 考えことしたり 自宅周辺で人が少ない場所で1人でモクモク作業」すること当分過ごすことになります。「自然」に生きる人間としては少し謙虚になって植物や雑草の生き方を学ぶこともよいかもしれません。