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皇室のある国

2019.11.9 本日は1989年11月9日、東西ドイツを分断したベルリンの壁がなくなってから30年目の日だそうです。日本では、先月、令和「即位礼正殿の儀」が宮中で執り行われ、明日11月10日は令和天皇即位パレードが開催される。

先日、「チキリン」さんのブログで紹介されていた本「知られざる皇室外交」(西川恵 著 発行 角川書店)を昨晩読み終わった。

皇室の存在する国のありがたみが庶民にもわかる。。

日本は皇室(王族)2千年以上の歴史があり世界でも稀な国家であること。

世界には皇族(王族)の存在する国と無い国が存在します。 本書を読むとその違いは何かがよくわかる。大統領、首相など政治家は数年で交代する、しかし皇室(王族)は何代も続き代わらない。各国の皇室(王族)はロイヤルファミリー(家族)同士のお付き合いにより、国際間で政治、文化を超えたお付き合い交流が可能である。 それが国や国民同士の相互理解、平和維持に貢献している。

特に、第七章 国際政治に寄せる皇室の関心(天皇、皇后の短歌に込められたその思い)にとても心を打たれました。 平成天皇(現在、上皇様)は人生のほとんどを海外諸国との関係造りに努力されたことがわかる。 その思いがこれから令和天皇に引き継がれていく。

学校や家庭ではなかなか学べない、社会の副読本として国民が読むべき1冊と思いました。